"好き"を信じる心や理想がゆらぎ、もどかしさを感じるかも。でも19日以降はすれ違いもなくなって、本来の自分を取り戻せるはず

【おひつじ座：3/21〜4/20】10月は運気の転換点。2021年の運勢を代表する星がぱたぱたと動きを変え、初夏の頃から滞っていたことに動きが出てきます。おひつじ座の人の場合はここから年末までのあいだ、未来に関することや、友人・同僚などの"ヨコのつながり"に関することに、スポットライトが当たり続けることになっています。2021年の前半、あなたはどんな未来を夢見てきましたか。コロナ禍で以前のように会えない友達と、もし再会できたら何をしたいと思ってきたでしょうか。物事がストップしたり先行きが見えなくなったりするのはもどかしく、やるせないことです。「こんなことになるんだったら、もっと大切にしていればよかった」と思うこともあるかもしれません。でも、不本意ながらもときどきそのように実感することで、私たちは一見退屈で平凡な目の前のことも、面倒な付き合いも、意味のあるものにしていこうと思えるのです。夏の間、もやもやとしていた皆さん、いよいよです。10月下旬以降、視界がさあっと明るくなっていきます。

【おうし座：4/21〜5/21】義務や責任がぎゅぎゅっと凝縮して肩の上にのしかかるような、頑張りどきに入っています。ここ最近、"人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし"と、徳川家康状態になっていた人も多いかもしれません。家事や山積みの仕事、予約だの連絡だの申込みだのといった日常のあらゆる雑事がドカンと増える時期なのです。しかも10月19日までは、そこにハプニングが混ざるようになります。「やったと思ったらできていなかった」「予定が仕切り直しになった」などといったことでバタバタしてしまいがちなので、最初から"そういう心づもり"で動いていきましょう。「こう決めたのに!」などと思い込みすぎると、自分もまわりの人も追い詰めるわりに何も進まないという"徳川家康"状態が、MAXになってしまいます。
この忙しい時期を乗り切るためのアイデアとして、"声を上げる"ということを、どうか覚えておいてください。「手伝って」でも「助けて」でもいいのです。あなたは頑張り屋さんですが、ひとりで全部やろうとしなくても大丈夫。有用なアドバイスをくれる人も、すぐそばにいるようです。

【ふたご座：5/22〜6/22】あなたが好きで好きで、ときめいてやまないことが、ちょっと不完全燃焼気味に感じられるときです。何が"普通"なのかわからなくなったり、今ひとつバランスが悪く感じられたりと、モヤモヤを抱えることになるでしょう。でも、それはおそらく、情熱や関心が足りないからそうなるのではなく、むしろ好きすぎて迷いの海をたゆたうことになる、というのがこの10月です。だからこそ辛さやもどかしさもひとしおなのですが、おそらく月末には「やめちゃおうと思ったけれど、やっぱり離れられない」「これがない毎日なんて味気なさすぎて無理」というときめきの岸辺に、勢いよく上がっていくことができるようになるでしょう。
そのきっかけが「他人からどう思われたっていい。私は、自分がときめく人生を生きる！」という決意である人も多いはずです。今月、迷うことがあったなら「こんなことをしたら、あの人が何と言うだろう」「みんなにウケなかったらどうしよう」などという思いを、いったんオフにしてみてください。やりたいから、やる。それが大事です。

【かに座：6/23〜7/23】家族や身内と呼べる人、お世話になった人、好きな人…。人間はどこまでいっても個と個であるとわかっていても、それでも「この人とのつながりは特別だ」と感じさせてくれる人がときどき現れます。今月は、そうした人との関係が揺れながらも、今のふたりにとってベストな状態に向かっていくとき。
深い関係性が一朝一夕では出来上がらないように、この時期に起こることもどこかロングスパンで過去を振り返るような、壮大な思いがもとになっています。なかにはお金のことやお互いの役割分担、自分の時間や手間を犠牲にしてまでも相手に尽くすことなど、腰を据えて話し合わなければならないようなテーマも多いはず。わかったつもりにならず、わかってもらっているつもりにもならず、丁寧に時間と言葉を重ねて向き合っていけると良い結果に。なかには5月半ば頃からストップしていたテーマが、ふたたび生き生きと動き出すようなこともありそうです。

【しし座：7/24〜8/23】10月はコミュニケーションがしばしの停滞を経て、鮮やかに蘇っていく月です。というのもしし座の人は、身近な人間関係において"ちょっと調子が狂う"ことが多くなる時期に入っているのです。連絡をしても返事が返ってこなかったり、相手の気持ちが見えないと感じたりと、全方位的に「のれんに腕押し」状態。頑張れば頑張るほど空回りしている感覚になる人もいるかもしれません。ただ、10月の後半に差し掛かるとコミュニケーションは復調。ズレや遅延もゆっくりと元に戻っていきます。初夏の頃から続いていた、自分を抑え込むような気持ちもすっきり晴れていくでしょう。2021年のしし座の年間テーマは、ずばり「人間関係」。ここから年末まで、人間関係は密度の高い発展を遂げることになるでしょう。あなたもご存知の通り、ただ友達が多いとか、その場その場でうまくやっていけることが人間関係ではありません。酸いも甘いも噛み分けた今だからこそ築いていける、特別な関係もあるのだろうと思います。

【さそり座：10/24〜11/22】自分の「ルーツ」「原点」と呼べるものについて、意味のある再確認ができるタイミングです。ハッと気付くと、なぜか過ぎ去った過去に思いを馳せていることがたびたびありそうなのですが、決して終わったことへの執着でも、後ろ向きな発想ということでもないはずです。それどころか、自分の原点に立ち返り「これでいいんだ」と気持ちを強くする、建設的な思考の流れであるはずです。
こうした「ルーツ」「原点」はさそり座の、2021年の年間テーマです。この10月下旬から、ビシッと土台を固めて自分が自分らしく生きていくための基盤づくりをする運が、幾重にも巡ってくるでしょう。もし時間に余裕があれば、10月上旬は「身近な人が今までにくれた褒め言葉を書き出す」という行動をお勧めします。手帳やノートなどにまとめ、繰り返し見られるようにしておくのです。今年も残り3ヵ月、さそり座の人にとってはそれが何よりのお守りになるはずです。

【おとめ座：8/24〜9/23】「調整の仕上げ」の時期が、静かに始まろうとしています。ワークライフバランス、誰かのためにしてあげたいことと自分のためにすること、健康的な習慣…。何かと地味に忙しく、やることの多い2021年において「したいこと」と「やるべきこと」のバランスはいつも以上に大きなテーマとして、あなたの心のなかにあったことでしょう。5月半ば頃から、引き締めすぎたことは緩め、緩めすぎたところは引き締めと微妙な綱引きが行われていたことにも、ようやくベストなバランスが見つかるのがこの10月後半。折れることなく、たわむことなく頑張り続けていくために、自分にとってベストなやり方を見つけていけるはずです。
健康に関することと、暮らしに好きなものを取り入れていくことは、いずれもこの時期の運気を底上げしてくれます。ファッションも、コスパより流行より、着ていると嬉しくて誇らしくて、"今日の自分は最高"と思えるような服を選んでいけるといいでしょう。

【てんびん座：9/24〜10/23】コインに裏表があるように、物事には常に裏表があります。よく効く薬に副作用があるように、一見メリットばかりのものにもデメリットがあります。10月は、どの星座の人も運気がもったりと停滞感いっぱいに感じられる月。なかでもてんびん座の人は、その影響を受けやすい時期にあたっています。たとえば返事を待たされる、LINEが既読のままスルーされるといったコミュニケーション上の停滞。ウキウキしながら準備していた予定が仕切り直しとなり、楽しみにしていただけにガッカリする停滞。誤解したりされたりといった、情報の停滞もあるでしょう。ただ、今のあなたにはそうした現状を力強く乗り切っていくだけのエネルギーと、フレッシュな風を得るチャンスが巡ってきています。過去に頑張ったことが、今のあなたの力となることも多いでしょう。意に染まないことがあるとどうしても心はネガティブな方向に引っ張られるものですが、今だからこそ得られるいい運もちゃんとあります。だから、ポジティブな面にもしっかり目を向けていきましょう。

【いて座：11/23〜12/21】日を追うごとに、調子が出てきます。何かと「軌道修正」を迫られるようなことが多いのですが、それすらも「そういうことなら、こうしてやる！」といて座らしい楽観性で乗り切ることができるでしょう。これから新しくチャレンジしてみたいことも見つかります。ただし独断専行で物事を進めると、「本当にやりたいこと」からどんどん離れて、結局不完全燃焼のまま終わってしまうことも。パワフルな時期だけに、はずれる力もまたパワフルなのです。ひとりで進めることであっても、周囲の親しい人に話を聞いてもらうなどで、多角的な視点を持つようにすると安心でしょう。
また、2021年のいて座の年間テーマは「コミュニケーション」や「学び」といったところに置かれています。これらについて、5月頃からなんとなく不器用になりがちだったり、忙しくて勉強時間を取れない日々が続いていたりしたなら、10月下旬からふたたびエンジンがかかってきます。夏の間に迷ったことも、「自分はこれでよし！」と自分なりの答えを出していけるでしょう。そして年内いっぱいにかけて、頑張っていくことになります。

【やぎ座：12/22〜1/20】ひらたくいえば金運アップの時期です。この夏、豊かさについてふと考え込んでしまう時間が多かったり、今後を考えて前向きな気持ちになりにくかったりした人も、10月を境に"収入を維持する""所得を上げる"ための具体的なアクションを起こしていけるでしょう。2021年のやぎ座は、「自分で働いて得るお金」について大きな発展を目指していける時期にあたっているのですが、この10月下旬から年内いっぱいまでが「仕上げ」の時期に当たります。夏の間、稼ぐことと精神的なゆとりのバランス、自分らしい働き方、新たな収入のための副業などについて考えていた人は、ここからの働き方に反映させていくことができるでしょう。
一方で金運よりも「能力」にクローズアップするかたちで、この時期の発展運が動く人もいそうです。自分のスキルを棚おろしして、上手に自己アピールしていくとチャンスが増えます。必要があれば学びや特訓の機会を持ち、チャンスの種をまいていきましょう。

【みずがめ座：1/21〜2/19】2021年は、みずがめ座にとって特別な年。それは「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星が、あなたのもとに巡ってきているからです。木星が巡ってくる年というのは、行動を起こせば自分自身を成長させることができたり、もっと幸せになるためのチャンスをつかめたりと、発展運に恵まれます。ただしその運気は、単純に"いいことが起こる！"というだけでなく、ちょっとクセのある出方をすることもあります。たとえば失恋など、一般的に歓迎しかねるようなライフイベントが起きたとしましょう。そのときは悲しみに暮れても、出会いのために奮起さえすれば、本当の意味で幸せになれる人とのご縁ができたりするのです。そうした働きは5月頃から少し弱まっていたのですが、この10月下旬から再び活気づいてくることになっています。ここ最近、やりたいことや叶えたい理想が胸に宿った人は多いでしょう。ここから年内いっぱい、実現に近づけていくチャンスが得やすくなります。小さなことでも良いので、行動を起こしていけると素敵です。

【うお座：2/20〜3/20】9月は集中力がアップする運気が巡ってきていましたが、10月は真逆の作用がはたらきます。集中よりも拡散、拡大といったことに運の追い風が吹くのです。たとえば、仕事でもプライベートでも「選択肢はひとつだ」と思わないほうがいいかもしれません。考えうる限りの選択肢を出して取捨選択をしていくうちに、最初に思いついたものよりももっといい選択肢が見つかるかも。
この時期のあなたは、非常に謙虚でもあります。たとえ人に褒められても「大したことはやっていません」などと相手の厚意を打ち消すようなことを言ったりもしそうです。ただ、ここもやはり、"拡大・拡散"が大切です。自分の評価にぎゅっと自分を閉じ込めるようなことはせず、「ありがとうございます！」「嬉しいです！」と受け取ってみるといいでしょう。さらなる期待を寄せられたとしても、それに十分応えて余りある努力を、今のあなたなら十分できることでしょう。

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