
徹底比較! 骨格タイプに合ったトップスを着るだけで印象アップ!
2023.03.07
今回は骨格3タイプの女性に、同じトップスを着てもらい、どんな風に違って見えるのか、具体的に解説していきます。
さて、問題です。
こちらは、同じ女性が、3種類のトップスを着用している画像です。どれが一番、スタイルアップして見えますか?

骨格診断とは
骨格診断とは、生まれ持った「ボディライン」と「質感」の特徴をもとに、体型をより美しく見せるための服の「形」と「バランス」を導き出すもの。 身長や体重は関係なく、骨格に合った服を着るとスタイルアップ効果が♡ 自分の骨格タイプを知ることで、服をきれいに着こなすコツや、服選びのポイントがわかります。 これを読めば、これまでのモヤモヤが少し解消できるかも?!
冒頭の問題
の答えは、
【A】
。
Aのトップスが一番、上半身がすっきり見えて、全身もスタイルアップしていますよね。
Bは、首の詰まった丈短めのカーディガンは、なんとなく上半身が詰まって苦しそう。
Cは、ボディラインが隠れて、着太りして見えるかも。
この女性の骨格は
ストレートタイプです。

3タイプの中で最も筋肉を感じさせるメリハリボディなストレートタイプ。
上半身に厚みとボリュームがあるため、トップスは首元がすっきり開いているものがおすすめ。
もともとメリハリがあるボディラインを活かして、なるべくジャストサイズのものを選ぶことも大事なポイント。

こちらのデザインは深めに開いたネックのデザインが特徴的で、ストレートタイプなら、これくらい深い開きでもさみしく感じず、むしろきれいなデコルテを活かすことが出来ますよ。
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ちなみに、同じニットをウェーブタイプとナチュラルタイプの女性が着ると。。。

ストレートタイプ(A)に比べ、ウェーブタイプ(B)とナチュラルタイプ(C)は、デコルテまわりが少しさみしく感じたり、鎖骨が目立って見えたり、など、もう少し首元を覆った方が良さそう…そんな印象に。
このように、同じトップスなのに、骨格タイプによって、こんなに印象が変わって見えるんです。
それでは、
ウェーブタイプ
もみてみましょう。

ウェーブタイプがスタイルアップして見えるのは
【B】。
上半身が華奢なので、首元の開きはあまり深すぎないラウンドネックやボートネックが一番お似合いです。
Aは、首元が大きく開きすぎて、胸元がさみしく貧相に見えてしまいがち。
Cは、からだにメリハリがなく、重く着られている印象に。。。

なだらかでカーヴィーなシルエットが魅力のウェーブタイプ。
上半身は華奢見えし、どちらかというと下重心。スタイルアップのポイントは、重心アップとメリハリをつけたコーディネイトを意識すること。

【B】のコーディネイトのように、ワンピースの上に丈が短めのカーディガンを重ねて、ウエストの切替位置を高く見せると、スタイルアップが叶いますよ。
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最後は、 ナチュラルタイプ。

ナチュラルタイプがスタイルアップして見えるのは、
【C】。
鎖骨や骨が太く大きめなナチュラルタイプは、首元が大きく開かないものがお似合い。
また、肩の切替が少し外側についているため、肩回りのフレーム感が目立ちにくいのも◎
Aは、首元が大きく開きすぎていて、存在感のある鎖骨が強調されてしまう。
Bは、肩回りのフレーム感を拾って、からだが四角く見えるのが気になるところ。

骨や関節がしっかりしていて、フレームを感じさせるナチュラルタイプ。
特に肩まわりのフレーム感を活かして、ビッグシルエットやオーバーサイズのものがお得意。
骨格がしっかりしているからこそ、ボリュームのあるものや重ね着、長め丈をおしゃれに着こなすことが出来るんです。

このチュニックのように、身体と洋服のあいだに、空気を含むようなゆとりを感じるサイズ感のものや、長め丈のものを選ぶと、フレーム感が目立ちにくく、スタイルアップ。
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3種類のトップスを、骨格タイプの異なる3人の女性が着て比べてみましたが、違いはわかりましたか?
徐々に暖かくなって、トップス1枚で過ごす日が増えますよね。
自分の骨格タイプに合ったトップスを着て、自信を持って春を迎えましょう。
骨格診断については以下の記事でも解説しています。また、おすすめのボトムもご紹介していますので是非ご覧ください!

marico
mari-colore(マリコローレ)代表。
下着メーカーのワコールにて商品企画とPRに従事。
退社後、パーソナルカラー・骨格・顔タイプ診断をベースに、一人ひとりにお似合いのファッションやメイクのアドバイスを行うサロンを運営。
SNSやYouTube「オトナ女子ファッション講座mari-colore」でも大人の女性に向けて日々ファッションの情報を発信している。
その経験をもとに、自社ブランド「mari-colore」を立ち上げるなど、幅広く活動中。
3児の母。
https://mari-colore.co.jp/media/
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