「はじめまして」の多い季節、 骨格タイプに合ったトップスで好印象美人に。
2023.02.28
春に向けて、そろそろ新しい洋服を買いたいな、と考えている方も多いのでは?
新たな出会いが増えるシーズン、せっかくなら、自分に似合うものをまとって好印象に見せたいですよね。
特に、お顔に近いトップスは、印象アップにおいてとても大切。
そして何より、骨格タイプで似合うものを着てスタイルアップすると、自分にも自信が持てるから、ダブルで嬉しい♡
自分の骨格タイプに合ったトップスを見つけて、ポジティブな春を迎えましょう。
骨格診断とは
骨格診断とは、生まれ持った「ボディライン」と「質感」の特徴をもとに、体型をより美しく見せるための服の「形」と「バランス」を導き出すもの。
身長や体重は関係なく、骨格に合った服を着るとスタイルアップ効果が♡
自分の骨格タイプを知ることで、服をきれいに着こなすコツや、服選びのポイントがわかります。
3タイプの中で最も筋肉を感じさせるメリハリボディなストレートタイプ。
上半身に厚みがあるため、首元を開けるとすっきり見えます。
スタイルに存在感があるため、ジャストサイズを基本に、盛り過ぎるよりもシンプルで上質なアイテムを使った引き算のコーディネイトがぴったり!
ハリと弾力を感じる肌質に合わせて、素材もハリのあるものがマッチ。
ストレートタイプがトップスを選ぶ際のポイントは次の4つ。
①首元の開き
上半身、特にデコルテの厚みがしっかりとあるストレートタイプは、出来るだけ首元が開いたものを選ぶと、お顔や上半身をすっきり見せてくれます。
Vネックの他、Uネックやスクエアネックなど、お顔立ちやお好みによって選んでみて。また、シャツの襟を開ける着こなしもおすすめ!反対に、首が詰まったものは、苦しく感じたり、着太りしてしまうことも。
そして、デコルテ部分に大ぶりなリボンやフリルなどの装飾があるものは、もともとのお身体の厚みにさらに立体感をプラスしてしまうため、苦手な傾向。デザインのあるものを選ぶ際は、なるべくボリュームが控えめのものを。
②袖のデザインと長さ
筋肉の肉感が出やすい二の腕をすっきり見せるには、シンプルでベーシックな袖の形、デザインがおすすめ。シンプルな袖のデザインは二の腕を強調してしまうことがなく、気になる肉感をカバーできます。長さは、5分袖や長袖が◎
一方で、肩や上腕にボリュームのあるバルーン袖やフレンチスリーブは、がっちりして見えたり、ボリュームアップして着ぶくれにつながります。でも、袖がさりげなく膨らんでいる程度ならOK!
③サイズ感と丈感
もともとメリハリがあるボディラインを活かして、なるべくジャストサイズのものを選ぶとよいでしょう。ぴったりしたタイトなサイズ感のものは肉感を拾いやすいので、避けた方が無難。また、オーバーサイズの服はだらしない印象に見えてしまいます。
丈感については、ストレートタイプ はおへそくらいのジャスト丈が◎
ウエストの位置が高く、重心が上の方にあるため、最近トレンドのクロップド丈やショート丈のトップスは、上半身が詰まって見えがち。
トップスを試着するときは、サイズと丈に注目して、全身のバランスをチェックしてみて下さい。
④素材
肌の質感とマッチするようなハリがあり、しっかりした素材が得意です。綿やシルク、ウールの他、しっかり地厚であればポリエステルなどの化学繊維でも。 ストレートタイプにおすすめのトップス
シフォンなど柔らかく薄手の素材は、広がりやすく上半身のボリューム感を強調させてしまいます。
◆ウェーブタイプ
なだらかでカーヴィーなシルエットが魅力のウェーブタイプ。
上半身は華奢見えし、どちらかというと下重心。スタイルアップのポイントは、重心アップとメリハリをつけたコーディネイトを意識すること。
トップスに、ギャザーやリボン、ボリューム袖などデザイン性の高いものを取り入れたり、ウエストマークを高めにしたりすると◎
マシュマロのように柔らかい脂肪の質感に合うのは、透け感のある素材やシフォンのようなソフトな素材。ソフト&華やかに“盛る ”おしゃれがおすすめ。
ウェーブタイプがトップスを選ぶ際のポイントは次の4つ。
①首元の開き
上半身のボリュームをあまり感じず、華奢な印象のウェーブタイプは、首元の開きはあまり深すぎないラウンドネックやボートネックが一番お似合いです。
また、華奢さを存分に活かして、デコルテ部分にリボンやフリル、タック、ギャザーなど、華やかな装飾があるものを楽しめるのがウェーブタイプの魅力。
反対に、深いVネックなど、首元が大きく開いているものは、胸元がさみしく貧相に見えてしまいがち。
首元の開きは控えめながら、シンプルすぎず、デザイン性の高いトップスを選んでみて。
②袖のデザイン
上半身が華奢なウェーブタイプは、肩まわりや袖に華やかさのある袖コンシャスなトップスが得意。
上半身にデザインがあることで重心アップにもつながり、シンプルよりも何か装飾がある方が、ウェーブタイプの良さを引き立ててくれます。パフスリーブやフレンチスリーブなど、二の腕の付け根くらいで切れている短めの袖丈で、華奢な腕を見せるデザインが◎
ここ数年人気のバルーン袖もとてもお得意ですが、あまりにもボリュームのあるものは、身体の厚みに対して負けてしまい、着られた印象になるので、試着がおすすめです。
③サイズ感と丈感
メリハリをつけたコーディネイトがスタイルアップに欠かせないウェーブタイプ。
サイズ感は、メリハリを作りやすいコンパクトなものや、からだになじむフィット感のあるものがおすすめ。
オーバーサイズの服は着られた印象に見えがちです。もしも少しオーバーサイズのものを着たい場合は、丈は短めのものにして、全身でバランスをとればOK!
丈感については、下重心のウェーブタイプは、とにかくハイウエストのバランスにするのがマスト!
そのため、ウエストマークや切り替えの位置を高めに見せられるよう、トップスは短めのクロップド丈が一番おすすめ。
クロップド丈のトレンドが長く続いているので、ウェーブタイプは色々なトップスを楽しめますよ。
④素材
ソフトな肌質が特長のウェーブタイプは、素材も柔らかく薄手のものが得意です。
ブラウスでよく見かけるとろみ素材をはじめ、シフォンやチュール、ツイード、レースなど、華やかで女性らしい素材を是非積極的に取り入れてみて。トレンド素材では、透け感のあるシアー素材もおすすめです。
反対に、レザーなど硬い素材は、ソフトな身体が負けてしまい苦手。
ウェーブタイプにおすすめのトップス
◆ナチュラルタイプ
骨や関節がしっかりしていて、フレームを感じさせるナチュラルタイプ。
特に肩まわりのフレーム感を活かして、ビッグシルエットやオーバーサイズのものも、着られた印象にならず、こなれた印象に。
骨格がしっかりしているからこそ、ボリュームのあるものや重ね着、長め丈をおしゃれに着こなすことが出来るんです。
ドライな肌質の方が多く、麻や綿など風合いのあるナチュラル生地が似合います。
ナチュラルタイプがトップスを選ぶ際のポイントは次の4つ。
①首元の開き
鎖骨や骨が太く大きめなナチュラルタイプは、タートルネックの他、ラウンドネックやボートネックなど首元が大きく開かないものがお似合い。
得意アイテムでもあるシャツは、ほどよく首元が覆われるので、多少開いていても違和感なく、むしろ、ナチュラルタイプのお得意のラフなスタイルにもマッチしておすすめです。
反対に、深いVネックなど、首元が大きく開いているものは、首回りの骨や関節が目立ちやすく苦手に感じられる方が多いです。
②袖のデザイン
骨格によるフレーム感を特に肩まわりや背中に感じやすいナチュラルタイプは、袖のデザインは、ゆったりとしているものがぴったり。肩や腕にぴったり添う袖よりも、ドルマンスリーブやラグランスリーブなど、少し身体とのあいだに空気を含むようなリラックス感があるものがおすすめ。
また、肩の位置が付け根よりも下に下がっているドロップショルダーも、お得意アイテム。最近のトップスは、ドロップショルダーのものがとても多いので、ナチュラルタイプは是非手にとってみて。
③サイズ感と丈感
骨格がしっかりしているからこそ、ビッグシルエットやオーバーサイズのものも、着られた印象にならず、おしゃれに着こなすことが出来るナチュラルタイプ。
オーバーサイズはカジュアルな印象が強いことが多いので、もしもきれいめスタイルを着こなしたいときは、トップスのサイズ感は極端に大きめにせず、目安として、身体と洋服のあいだに、空気を含むようなゆとりを感じる程度のものを選ぶのがおすすめ。
丈感についてはジャスト丈から長めが◎。逆に丈が短いものは、肩まわりのフレーム感を強調してしまい、たくましく見えてしまうことがあるので気をつけて。
④素材
骨や関節の特徴とドライな肌質のナチュラルタイプに合うのは、綿や麻、ウールなどの天然素材。カジュアルで、洗いざらしの質感・シワ感があるものがお得意です。 ナチュラルタイプにおすすめのトップス
ラフでカジュアルなコーディネイトに使う素材は、ナチュラルタイプと相性抜群です。デニムにも合う素材が多いので、この春は、デニムコーデも楽しんでみて。
一方で、シフォンなど薄手の素材は骨感を拾ってしまうので苦手です。
次回は骨格別に似合うトップスを実際に着て検証してみます!
これから暖かくなり、コートを脱ぐ機会が増えますよね。
似合うトップスを身にまとって、自信を持って、春を迎えませんか?
marico
mari-colore(マリコローレ)代表。
下着メーカーのワコールにて商品企画とPRに従事。
退社後、パーソナルカラー・骨格・顔タイプ診断をベースに、一人ひとりにお似合いのファッションやメイクのアドバイスを行うサロンを運営。
SNSやYouTube「オトナ女子ファッション講座mari-colore」でも大人の女性に向けて日々ファッションの情報を発信している。
その経験をもとに、自社ブランド「mari-colore」を立ち上げるなど、幅広く活動中。
3児の母。
https://mari-colore.co.jp/media/
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