
本当に似合う服を探す! この時期使える、骨格診断タイプ別新作アイテム
2023.07.14
暑さの続くこの時期だからこそ、自分に本当に似合うアイテムを、すっきりキレイに着こなしたい…。骨格診断の第一人者・二神弓子先生が、ストレート・ウェーブ・ナチュラルの骨格タイプ別に、季節のアイテムをセレクト!さらに、2種類の骨格タイプに対応できるウエアも登場します。
■ナチュラル■

リネン素材はナチュラルの得意分野。シルエットは「ゆったり」がポイント
リネンなどの天然素材が似合うナチュラル。骨格にフレーム感があるので、ゆったりとしたシルエットのアイテムが似合います。ラフに取り入れるだけで、スタイリッシュにキマるのは、ナチュラルの特権。
(左)リネンのドライな質感とシルクの光沢を併せ持つ、Vネックワンピース。程よくゆったりとしたラインが、大人のリラックススタイルを演出します。ネックと裾の断ち切りのデザインや大きなフラップポケットも、ラフなスタイルが得意なナチュラルに似合うポイント。
(右)清涼感のあるシルクリネンのフレアスカートは、この夏のマストバイアイテム。軽やかな風合いとヘリンボーンの織り柄が、ニュアンスのあるスタイルに仕上げます。Tシャツなどを合わせて、あえてカジュアルダウンすると、ナチュラルらしい洗練された雰囲気に。

存在感のあるアイテムもさらりと着こなせるのが、ナチュラルの強み
オーバーサイズや、ボリュームのあるデザイン、メッシュなどの主張の強い素材もナチュラルは得意。スタイリッシュな骨格で、服の個性に負けずにクールに着こなせます。シルエットはゆったりがお約束。
(左)リラックス感たっぷりのガーゼブラウス。オーバーサイズでも、ルーズに見えずにスマートに着こなせるのが、ナチュラルのいいところ。素材には原料からこだわる生地ブランド「Shuttle notes」のオーガニックコットンを使用。ふわりとした肌ざわりも魅力です。
(右)メッシュとシアー素材をMIXしたデザイン、ボリュームスリーブが、まさにナチュラル向き。着るだけで、スタイルがワンランクアップするブラウスです。透け感を活かしたレイヤードでモードなムードに、ボタン開けてラフに羽織れば、カジュアルにも着こなせます。
■ナチュラル×ウェーブ■

いつもと違う印象にしたいときに役立つ、フェミニンアイテム
ウェーブが得意なフェミニンなデザインでも、素材やボリューム感がナチュラル寄りのアイテムは、両タイプに似合います。甘さのなかにシャープさがのぞくアイテムは、ナチュラルが得意なカジュアルともつながりやすく、ウェーブはモードな空気をプラスできます。
(左)肩から入ったダブルラッフルが特徴のシアーブラウス。程よくシボ感のあるオーガンジー素材なので、ナチュラルにもマッチします。ウェーブはタックインで、ナチュラルはアウトしてデニムとコーデしても◎。ボウタイの結びを前後で変えられる2WAY仕様です。
(右)ティアードスカートは、ウェーブ、ナチュラル共に得意なアイテム。ややボリュームのある三段のプリーツも、軽やかな素材なのでウェーブにもフィットします。ウェーブのトップスはコンパクトに、ナチュラルはオーバーサイズを合わせてカジュアルに着こなして。

ナチュラルとウェーブで表情が変わる、シアーカーデ&キャミワンピ
ボディラインが程よく見えるアイテムは、やわらかな曲線を持つウェーブと、フレーム感のある骨格のナチュラルでは、同じアイテムでも違う印象に。それぞれに似合い、よさが活かされるアイテムをセレクト。
(左)ウェーブが得意な透け感と、ナチュラルが得意なゆったり感を併せ持つシアーカーデ。ハリのある素材なので、着るだけでドラマチックなシルエットに。ウェーブは華奢なボディが見えて繊細な雰囲気に、ナチュラルはぬけ感のあるスタイリッシュな印象に着こなせます。
(右)サイドのカッティングが個性的なキャミワンピ。大胆なデザインはナチュラルに、背中が開いたデザインはウェーブに似合うポイントです。ナチュラルが着るとモード&スポーティに、ウェーブは、カーヴィーなボディラインが活かされたドレッシーなスタイルに仕上がります。
■ウェーブ■

夏こそウェーブの本領発揮。華奢ポイントをアピールするのが細見えのコツ
下重心であるウェーブのトップス選びは、コンパクトサイズが必須。夏はウェーブの華奢なボディが映える素材やデザインが増えるので、ポイントを意識すると、さらなる着やせ効果が期待できます。
(左)ソフトで軽い肌ざわりのサマーカーディガン。華奢なボディがほどよく透けて見えるシアー素材、細い手首が出る七分袖、下重心の目線を上げるクロップド丈、とウェーブのやせ見えポイントが満載。前後2WAY仕様で、いろんな着こなしが楽しめるところもグッド。
(中)袖の切り替えについたボタンを外すと、オフショルダーに変身。肩がうすいウェーブは、ちらりと見せると着やせ効果がアップします。袖のドローコードをしぼった華やかなデザインもマッチ。てろんとした素材感や繊細なドット柄もウェーブに似合うポイントです。
(右)顔まわりを華やかに演出するスカラップネックは、胸上がさみしく見えがちなウェーブに最適。華奢なボディに程よくフィットしつつも、接触冷感機能付きでさらりとした着心地なのもうれしい。得意なフレアスカートやテーパードパンツとも相性バツグンです。
■ウェーブ×ストレート■

ストレートもウェーブも使いやすい! プルオーバー&カーディガン
1枚あるとデイリーに大活躍するシンプルアイテム。オーソドックスなアイテムこそ着映えするストレートは、スタイルの主役に。華やかなスタイルが得意なウェーブは、わき役としてコーデに取り入れて。
(左)通気性がよくさらりとした着心地のプルオーバー。1枚でサマになるストレートは、シンプルなストレートパンツを合わせてクラス感のあるスタイルを。ウェーブはシンプルすぎるとさみしい印象になりがちなので、フレアスカートなどを合わせて華やかに着こなして。
(右)ベーシックなカーディガンもストレートの得意アイテム。そのまま羽織るだけで、着映えが可能に。ショート丈が似合うウェーブは、ボタンをしめてよりコンパクトに着こなすとさらにバランスアップ。同素材のプルオーバー(左)とアンサンブルで着ても似合います。
■ストレート■

ストレートの夏スタイルは、素材もサイズも「きちんと見え」がカギ
涼やかな素材のアイテムが多い夏。本来しっかりとしたハリのある素材が似合うストレートは、薄手でもきちんと感のあるデザイン、サイズを選ぶのがコツ。Iラインシルエットに仕上げることも忘れずに。
(左)グラマラスなボディを包み、すっきりと見せるIラインワンピは、ストレートの鉄板。吸水性に優れたレーヨン麻素材は、ドライな質感ながら、落ち着いた光沢も感じられます。ラフになりすぎず、上品に着こなせるところも、ストレートに似合うポイントです。
(右)透け感が涼しげなシアーシャツ。程よいシャリ感とタテにストンと落ちるシルエットが、きちんとした雰囲気を醸し出します。上重心のため、ボタンは少し開けて首元をすっきり見せるとさらに◎。ストレートパンツなどを合わせて、クラス感のあるスタイルに仕上げて。
■ストレート×ナチュラル■

ストレートだけじゃない!ナチュラルにも重宝するジャストサイズのトップス
ストレートに似合うジャストサイズのトップスは、ナチュラルにとっても使いやすいアイテム。レイヤードのインナーとして、またボリュームボトムともバランスがとりやすいので、1枚でも活躍します。
(左)コントラストが強いボーダーは、ストレートもナチュラルも似合います。柄にインパクトがあるので、ストレートはシンプルなボトムを合わせて、すっきりIラインにまとめて。ナチュラルは、カーゴパンツやデニムを合わせて、カジュアルに着こなすのが正解。
(右)夏にうれしい接触冷感のサマーニット。程よいサイズ感が、ストレート、ナチュラルともに着こなしやすいポイントです。ストレートはデイリースタイルにそのまま取り入れてOK。ナチュラルは、ジャンパースカートやサロペットとのレイヤードにオススメです。
■ALL■

オールマイティーな素材とデザインを厳選! ボトムはタイプ別のポイントをおさえて
ベーシックなデザイン、程よいサイズ感、きれいめ素材のプルオーバーは、すべてのタイプで使いやすい万能アイテム。シンプルだからこそ、ボトムを選ばずにいろんなスタイルにマッチします。
(左)肌ざわりのいいシルケット素材のカットソー。身幅はややゆったりしているので、ウェーブはタックインで着こなすのが正解。ストレートは、インしてタイトスカートを合わせても、アウトしてきれいめデニムを合わせてもOK。ナチュラルは、得意なボリュームボトムでラフに着こなすと、ぬけ感のあるスタイルが完成します。
(中・右)シンプルなゼロスリーブニットは、程よい厚さのハリがある素材で、さりげない上品さが漂います。シンプル×シンプルが似合うストレートは、ボトムもきれいめに。ウェーブは、フレアスカートなどを合わせて、華やかさをプラス。レイヤードが得意なナチュラルは、サロペットなどのインナーとしても使いやすい1枚です。