「ちゃんと+かわいい」スタイルを提案するロペピクニック。
そのベースにある普遍的なフレンチシックを見直して
秋冬のワードローブを衣替えしよう。
シンプルだけどツイストが効いたラインナップの秘密を知ると、
いつもの何倍もおしゃれが楽しくなるはず。
TAILORED JACKET
華奢なシルエットと軽い着心地を実現
秋の気配を感じたら、シャツ感覚で気軽に羽織れるテーラードジャケットがおすすめ。ポリエステルでつくったサージ素材がウールライクな質感と、肩肘張らない自然なスタイルを叶えた。ボクシーなシルエットだが、ウエストにかけてなだらかなカーブをかけることでフェミニンな佇まいに。ショルダーには、5㎜の薄い肩パッドをあしらいラインを美しく見せながら、定番を旬なバランスにアップデート。シフォンスカートとともにロマンティックな装いで出かけよう。
STRIPED TOPS
ベーシックさのなかにレディな表情を
季節の変わり目に大活躍するロングスリーブ。今季は、憧れのフレンチムードを導いてくれるボーダーの一着を買い足して。海軍のユニフォームに由来するアイテムは、トムボーイに偏らないディテールにこだわった。首が開きすぎないボートネックのバランスに加え、ボーダーはピッチが狭いデザインにすることでフェミニンな印象に着こなすことができる。一枚でサマになる地厚な素材使いもポイントだ。スモーキーなピンクのボトムを合わせ、スカーフを頭に巻いて。
PEACOAT
品格を引き出す懐深いクラシックアウター
知的なネイビーカラーを攻略するのもパリジェンヌへの近道。そこで選びたいのが、ゴールドのボタンが際立つシックなピーコートだ。ラフな装いに羽織っても品よく抜け感のある佇まいにしてくれる。ショルダーラインを落としたリラクシングなフォルムで、寒い季節にそっと身を預けたくなる包容力も抜群。ぐっと気温が落ちた日には首元のチンタブを留めて、防寒対策もできる。ボーダーのプルオーバーを肩がけし、着こなしに奥行きをもたらして。
FLARE DENIM
PEPLUM SHIRT
ロングシーズン着回す可能性を広げる一枚
一枚で着てもサマになり、羽織にしても、上にベストやビスチェを重ねても楽しむことができるオールマイティなシルエットが魅力。ゆえに、シーズンを超えて着回すことを可能にした。裾は前後差をつけることでヒップやお腹まわりを自然にカバーする。ハリ感のある地厚な素材のため、ホームケアをしやすいのもポイントだ。今日はソファに腰掛けて話題の映画について長電話。会話のリズムにのって、気の向くままにお気に入りのブローチを飾ったら、華やかなルックの出来上がり。
FLOWER DRESS
BALLET SHOES
あまりの軽さに思わず踊り出したくなる一足
バレエシューズは、パリジェンヌのシュークローゼットに欠かせない。何年経っても飽きることのない王道のスタイルが、いまカムバックしている。優しく包まれるような履き心地はもちろん、中底を使わないことで軽量化を実現。ソールの屈曲性や反発性にも優れているため、長時間履いていてもストレスフリーでいられる。グレーのニットとスパンコールが輝くシアースカートで色味を抑えた装いには、足元に赤を差して。